釣行紀’07                                                                

8月11日(土) 山岳渓流
何度かヤマメと戯れたあの川の上流部です。今年は時間をかけてこの川を遡行する予定であり、その上流部遡行第1弾です。
今回は、泳ぎ・高巻き・ヘツリ・懸垂下降と、ある程度覚悟を決めての釣行で久〜しぶりのハーネス・ザイル持参の釣りです。
時間的には7時頃家を出たので、渓流釣りとしてはのんびりしたモンです。
7時半頃釣り場に到着し、バイクを止めると、オロに取り囲まれる・・・さっそく川に降りてから、全身に水をかぶり体温を下げるとオロはまばらになった。
そんでもってすぐにクマの足跡が・・・まあ、この辺りはクマが多いとこらしいのでしかたないです。
できることならばこのような山岳渓流は仲間と行けばいいのですが、自分なりにこの川をゆっくりと楽しみながら攻めたいという思いが強く、
結局一人での釣行となってしまいました。

こんな小ゴルジュが続きます。見た目より水深があり、そんでも高巻きほどではないのでやっぱり泳ぎます。
ちょっと流れの押しが強いときは、ザイルに鉄筋を結んでそれを投げ、確保ができたところでそれにつかまり泳ぐんですが、
その鉄筋が途中で外れたときは悲惨なことになります・・・
だいたいこのような上流になれば、ルアーの着底から2・3秒の勝負となり、着底後もたもたしているとあっという間に50cmほど流されて
おいしいポイントは過ぎてしまうので、ハイギアのリールは重宝します。
そんなんで、自分はルアーの着底と同時か着底寸前にルアーのベールを戻しリーリングに入るのですが、
軽いルアーとPEではやっぱりライントラブルが発生します。自重のある蝦夷シンキングあたりだとそんなこともないのですが、
ルアーを流す流程が短い場所ではうまくアクションがしずらい・・・まあ、へたなんですが・・・
こんな場所ではやっぱりツインクル43のシンキングがダントツにいい・・・
そんでもライントラブルを避けるために、ベールを戻した瞬間にちょっとだけ糸を張る・・・そのちょっとした時間差でルアーは流れてる・・・
ん〜もどかしい・・・やっぱりナイロンかな〜・・・まあ高品質のPEではそんなこともなんだろうけど。

尺物は釣れなかったんですが、25cm前後はバンバン釣れました。
それにしても、おいしそうなポイントでも全然魚がいない区間と一つのポイントで5・6本釣れるところと、はっきりしてました。
やっぱり人的影響なんでしょうか。
それにしてはどこも蜘蛛の巣だらけでひどかったけどね〜

こんなおいし過ぎるポイントはやっぱり魚がいません。
遡行自体は5時間ほどで、自分が納得できるようゆっくり釣り上がったので距離的には短いモンですが、
楽しかったですね〜

ロット:シルバークリーク モバイルシュペシャルSC−MS56TUL (ダイワ)
リール:バイオマスターMg 1000HGS (シマノ)
ルアー:蝦夷5S(イトウクラフト) ツインクル43S(タックルハウス)